釣りをしていると思わぬ珍魚が釣れる事があります。

私も昔磯で熱帯魚を釣りました。

それも釣りの楽しみの一つでもありますね♪

綺麗な魚や珍し魚。

そんな魚を記念として残すのも良いのではないでしょうか。

今回のご依頼はなんとサイズ4cmのクマノミ。

ご依頼を頂いた時はビックリしました。

そして物凄く悩みました・・・・。

4cmの魚をどうやったら格好良くレイアウトできるのか?

通常のデジタル魚拓では余白を多めにとって静かさや魚自体の美しさを表現したりもするのですが、魚体が4cmとなるとほぼ余白。

むしろ見けれるのか?

本当に1週間ぐらい悩みました。

頭に浮かんでくるのはクマノミ・・・・ニモ??

ニモはカクレクマノミなんですけどね。

しかしニモの世界感が段々と頭から離れなくなって行きます。

ニモといえば元気に海を旅するイメージ。

海の中?

水槽??

あぁ!!

デジタル魚拓で水槽を表現すればいいのか!!

しかしここで問題が。

イメージするのはサンゴが沢山ある綺麗な海の中。

作成する用紙は1番小さいB5サイズといえど18.2 × 25.7 センチ。

背景に海をレイアウトするとクマノミは絶対に目立たない。

というか同化してしまって見えない・・・・。

しかし背景がないと余白しかない。

どうしよう。

そうか!墨加工とカラー加工でレイアウトすれば格好良くなる!

という事で試行錯誤を繰り返し色の具合やコントラスト等の微調整を繰り返し出来上がった作品がこちら↓

魚拓というよりもアートのイメージで作成いたしました。

なので大きさや釣り場、お名前もいつもの感じではなくアートっぽく。

これは本当に綺麗に仕上がった作品だと思います。

4cmのクマノミを目立つ様にレイアウトしながら、作品自体がつまらなくならない様に必死に考えました。

こんなご依頼があるから色んな事を考え、成長して行けるのだと思います。

このご依頼は本当に勉強になりました♪

そしてとっても楽しかったです(^^)

デジタルでしか表現できない事。

これからも様々なご依頼を通してデジタル魚拓をもっと色んな方に楽しんで頂けるように精進して参ります。

それでは。