少し前、フェイスブックの投稿で気になる記事を見つけた。
小さな少年に似つかわしくないほどの立派な雷魚。
一年越しに釣り上げたというこの魚。
すこし気になって過去の投稿を見てみると・・・・
なんて感動的な少年と雷魚の出会いなんだろう。
釣れない池に一年間通い続けて、ようやく手にした雷魚。
通い続けた一年間の間に彼はどれだけの努力と研究を重ねたのだろう。
私には到底ムリな事。
毎日通っては今日こそはとロッドを振り抜いていたのだろう。
釣れない雷魚と少年。
釣れない日の帰り道はきっと明日は釣れるだろうと新たな希望を抱いていたのだろう。
ようやく手に入れた雷魚はどれほどの感動を彼に与えたのだろうか。
素晴らしい魚。
待ち望んでいた出会い。
多くのアングラーが忘れていた単純に釣りを楽しむという事。
釣れない釣りを心の底から楽しむという事。
私はこの投稿見た時にいても経ってもいられなくなり、投稿者の方にコンタクトをとった。
無償で彼の釣り上げた雷魚のデジタル魚拓を作らせては頂けないでしょうか?と。
彼にこの気持をいつまでも忘れてほしくない。
投稿者の大塚さんも賛同して頂き、(自分に費用を負担させて頂けないかと言っていただきましたが、丁重にお断りさせていただきました。)作成することに。
私はすでに忘れていた釣りへの情熱や感動を思い出させて頂き、これ以上無い程の感動もありすでに料金以上のものを手にしている。
どうしてもプレゼントしたかったデジタル魚拓。
きっと彼はまたすぐに大物を探し求めて、今回釣り上げた雷魚よりももっと大きな魚を近い将来釣り上げるだろう。
でも一年かけて釣り上げた雷魚との出会いを一生の宝物にしてほしい。
楽しい夏休みも終わったが、彼と魚との物語はまだ始まったばかり。
今日出荷するこのデジタル魚拓を気に入ってくれると良いのですが・・・・・。
素晴らしい感動を与えてくれた少年と雷魚。
本当にありがとう。
If you can dream it, you can do it.
夢見ることができれば、それは実現できる。
Walt Disney